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介護事務(ケアクラーク)

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介護事務(ケアクラーク)とは、介護サービス施設・事務所などに勤務するデスクワーク中心の事務職の1つです。

1日のスケジュールは一般的に9時から17時までの勤務となっています。9時から10時に事務所内の清掃や介護職員とのミーティングを行います。ミーティングでは施設の問題点を話し合ったりします。10時から12時は利用者の介護保険料の計算や国や自治体に請求するための介護給付費明細書などを作成します。

他にも他の事務所や関連機関との連絡を取り合ったり、帳票などの作成や交付、介護やサービスについての問い合わせ対応を行います。仕事の中にあった介護給付費明細書とは、介護サービスを提供する施設は介護保険料を利用者と市町村に提出します。

その請求に必要となる書類のことを介護給付費明細書と呼びます。12時から13時は昼休憩です。13時から17時は午前中と同じように受付や書類作成、電話対応を行います。仕事のメインは書類の作成ですが、受付という利用者にとって初めて顔合わせをする人でもあります。介護事務は比較的残業が少ないといわれていますが決して楽な仕事ではありません。月末や月初めは介護給付費明細書の作成に追われるため通常よりも忙しくなります。

そんな仕事に就くためには特に資格がなくても就業が可能です。国家資格はありませんが仕事内容が多いため通信講座窓で業務に必要なスキルを身に付け就業する方が多いです。

必要な知識、スキルは4つに分けられます。1つ目が介護保険に関する知識。2つ目がコミュニケーション能力。3つ目がword、excelを使えること。4つ目が経理業務スキル。この4つに分けられます。

介護保険に関する知識は独学でも勉強もでき就業してから覚えることもできます。業務の中でやっていくうちに覚えることも多くあります。実際に求人の中に資格がなくても採用してくれる施設は多くあります。逆に一番求められているのは多少のパソコンスキルとコミュニケーション能力です。事務作業を円滑に進める為にメンバー間でのコミュニケーション能力が必要不可欠となっています。

また、仕事の中で介護ソフトを使って利用するため専門的な知識まで必要ではありませんが一定のパソコンスキルが必要となっています。

資格がなくても仕事ができると上で述べましたが必要な場面も存在します。

1.就職活動で有利になるため

1つ目が就職活動で有利になるために。スキルがあまり必要ないといいましたが、採用する人事部の考えとしては取得している方をどうしても選んでしまいます。

2.介護職からの転身

2つ目が介護職からの転身。以前介護職にいたが体力的な理由から事務職に変更する方もいます。介護の現場を経験しているからこそ理解が早く仕事にも役立てることができます。施設によっては取得するようにという指示が出ることもあるといわれています。

3.介護保険制度について学びたい場合

3つ目は介護保険制度について学びたい場合です。介護保険は40歳になると必ず加入しなくてはなりません。自分や家族が加入する介護保険についての知識を身に付け役立てようとしています。この3つが必要な場合となります。介護事務は短期間で在宅でも取得できるため比較的チャレンジしやすいです。

資格を取得し仕事についた後のメリットは、スムーズに仕事のスタートを切れることにあります。仕事には専門用語や書類作成の方法などを理解しておかなければなりません。特に介護業界が未経験の方は新しい職場や慣れない仕事をしていくため1日1日が飛ぶように過ぎていきます。

そんな忙しい中で新しく何かを学ぶことは大変なことです。そのため、事前にある程度学んでおくことで気持ちに余裕が生まれてスムーズに新しい仕事のスタートを切ることができます。

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